65歳定年制度が定着して次は70歳定年とか言われ始めましたよね?
私の父の時代は55歳で定年して悠々自適な生活を送れていましたが、財政難の現代においては定年が徐々に伸びてそのうち75歳とか80歳になるんじゃないか?って話です。
いつまで働かせるつもりなんだ!いい加減にしろ!!って怒りだけがこみ上げてきますね。
そんなことを見越してか、定年後も働ける仕事に早い段階から転職する人が増えているって話。
Contents
管理業務主任者を取得した理由はずっと現役で働きたい
皆さんこんにちわ!昨年まで建設業の営業マンをしていて現在はマンション管理会社に勤めている大久保。
かつて大手ゼネコンの建設業者で営業マンとして働いていました。
私の主な担当は、マンション建設に関する営業で多くのマンション建設に携わりました。
マンション建設案件を探して営業するのはもちろんですが、快適に暮らせるマンションを提案するためマンションのアメニティーなどを充実させる提案。
既築マンションに対しては、例えばCATV導入の提案をすることも珍しくありません。
新たに追加提案する場合は、マンション管理会社と連携することが多かったので、自然とマンション管理会社の仕事に興味を持ち始めました。
私の提案に積極的に賛同してくれ、よき理解者でもあった管理人さんや管理会社の方々は皆さん他業界からの転職組だと知り、この業界に来ればひょとしたら定年後も働き続けられるんじゃないのか?と考えました。
なにぶん未経験の世界です、少しでも有利に転職出来たらと、どんな経験やスキル・資格が必要なのか調べてみました。
ちょっと調べてみると、マンション管理士や管理業務主任者が有名。
マンション管理会社に勤めるのであれば、マンション管理士よりも管理業務主任者が需要ありと知りました。
実際に、この資格を持っていると転職の役に立ったと語る業界人も多く、全50問中38点程度取得すれば合格できるようで、これなら自分でもなんとかなるのではないかと考えました。
しかし、合格率は20%と狭き門。
気を引き締めて資格にチャレンジすることにしました。
管理業務主任者は通信でマンション管理士とダブル受験
管理業務主任者を取得するにあたり、ユーキャンの管理業務主任者コースに入会。
すでに私は宅建士の資格を持っており、その際ユーキャンを利用した経験があるので、なんとなく教育の雰囲気が掴めていたので敢えてこのスクールを選びました。
ユーキャンを利用すると、マンション管理士と管理業務主任者のダブルの資格取得も狙えると聞いて更に心が躍りました。
どうせならダブルで取ってしまうか?と夢は広がるばかり。
両方の資格を持っていると、マンション管理会社の立場もマンション側の立場も両方わかるようになるので一石二鳥。
なるほどって思いましたね。
マンション管理士の資格もあわせて持っていれば、マンションに住んでいる私にとっては老後もマンション管理の仕事に携われるのではないかと考えました。
また、ユーキャンのみの学習はちょっと不安だったので、この資格に受かるための独学する人向けのテキストを追加で購入。
最初に購入したのが、TACの「管理業務主任者基本テキスト」
このテキストは、カラーで見やすくPoint整理という重要事項がまとまったコラムがあるので役立ちました。
特に管理業務主任者は暗記ものですので、このポイントを覚えるだけで効果的に学習できましたね。
他にも気軽に学べそうな、「マンガはじめてマンション管理士・管理業務主任者」を読むことで、とっかかりの基本知識を身につけることができたと思います。
出題傾向をつかむために、「管理業務主任者 出るとこ予想 うかるチェックシート」を利用して出来るだけたくさんの問題に取り組みました。
管理業務主任者の取得にかかった費用は全部で5万円
管理業務主任者を取得するあたり、「ユーキャンの管理業務主任者コース」へ入会しましたが、その受講料はトータルで67,000円。
思っていたよりもリーズナブル。
一括払いは少々辛かったので、月々3,980円で17カ月間支払いの合計は67,660円にしましたが、教育訓練給付制度を利用すると学費の20%がキャッシュバックされてきました。
せっかく雇用保険を払っているので、この制度を使わない手はありませんよね?
結局、ユーキャンに支払った金額は54,128円。
私は、マンション管理士と管理業務主任者のダブル資格取得を目指しましたが、これらのカリキュラムはトータルで7カ月。
ユーキャンでの学習の流れは、テキストを読んで勉強をして模擬問題を解き提出すると、ユーキャン側で添削をしてくれて結果がフィードバックされるスタイル。
添削依頼の際は、分からないことを質問することも可能でした。
毎日の勉強は、会社の仕事が終わって帰宅した後に2時間ほど、土日や祝日には1日8時間ほど勉強しました。
試験の大枠の流れとしては、マンション管理士が11月の最終日曜日に実施され、合格の目安は70%以上の正解。
その直後、管理業務主任者試験の本番が控えていて、この試験は12月の第1日曜日に行われます。
独学用に購入した参考書は、勉強開始後の1カ月間は、「マンガはじめてマンション管理士・管理業務主任者」で、特に専門用語を暗記するためだけに使用。
次に、TACの「管理業務主任者基本テキスト」では、ユーキャンの学習の際の参考書としても使えました。
直前対策として、「管理業務主任者 出るとこ予想うかるチェックシート」の問題に取り組みました。
管理業務主任者がキッカケで今はマンションの管理人
私は大手ゼネコンで建設業の営業マンとして20年間働いてきたので、宅建士の資格を持っていました。
管理業務主任者を受けるにあたって、予備知識を多少なりとも持っていたので多少有利だったのかもしれません。
当初は、管理業務主任者のみの資格取得を考えていましたが、通信教育を受けるにあたりマンション管理士と管理業務主任者の資格には共通性が高いことを知りダブル受験を決意。
特に、マンション管理士の資格を持っていると自分が住むマンション管理組合で役に立ちますし、老後の仕事も確保できるのでおすすめの仕事。
自分たちの資産を守るため役立つ資格って素晴らしいじゃないですか?
現在の私はというと、資格を取得後、マンション管理会社に転職。
それまでは第3者的な立場だったので見えていなかった住民と管理会社のトラブル、住民同士のいざこざに遭遇。
資格を取得することはもちろん大事ですが、その知識を使ってトラブルやいざこざを解決することの方が大切と実感しました。
その後、定年後もずっと働きたい思いが募っていき、妻を説得してとあるマンションの管理人に落ち着きました。
第3者、管理会社、管理人と全ての立場を経験した私です。
モンスタークレイマーや、あまり関わりたくない住民も何人かいらっしゃいますが、私のことを慕い頼ってくれる住民のため、今日もマンションを守ります。
資格はキッカケにすぎませんが、どうか諦めずに明るい未来を夢見てください。
早い段階の決断があったからこそ、今も健康に働ける私からのアドバイスでした。
管理業務主任者を取得してマンション管理会社に転職
最後に要点をまとめておきます。
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