将来が不安で夜も眠れなくなったことはありませんか?
こと私達中高年は、リストラや片道切符の転勤や出向を言い渡される年代。
50代になるとあと少しで定年ですが、今の世の中なにが起きるか分かりません。
まさかの事態に備えて、準備している人は多いようですね。
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電験三種で副業に挑戦した理由は将来への不安が始まり
皆さんこんにちわ!昨年まで製造業でサラリーマンしていましたが、現在は独立開業して奮闘している佐々木です。
もともと電気メーカで働いていたので電気に関する知識は、それなり豊富に持ち合わせていました。
あと10年もすれば定年ですが、このまま無事定年を迎えることができるのか?老後のための貯金は足りるのか?といろいろ心配になる私。
そりゃそうです、世間ではやれリストラだの、50代は使えないから追い出し部屋送りだの言われる年代。
頑張ってはいるものの、認められず悶々とした日々が続いていました。
そこで、単純に定年後も五体満足に働ける限り役に立つ資格を取って自分の会社を作ろう!と旗揚げ。
まぁ会社にバレなければ副業からでも大丈夫だろうなと、くいっぱぐれのない電気の資格を取ろうと考え始めた次第です。
私の専門分野はいわゆる弱電でしたが、弱電関係の電気業務は後々人工知能に変わってしまうリスクが濃厚です。
無駄にリスクを取ることは出来ず、どちらかというと強電を主体とした資格を取れば定年後も独立開業して働き続けられるのではないかと思いました。
今、巷のエネルギー源は電気が主流ですよね?
例えば、企業や家庭の配電盤の工事や建物内の電気工事の需要はまだまだ続きますが、それらは実作業が伴うので人工知能に作業が取って代わることもありません。
また、インターネットで調べていると、電験3種は電気業界においては潰しが効き重宝される資格であると知り、この際に絶対に取ろうと決意。
なお、電験三種のエンジニアは人手不足傾向であることも知り、資格さえ持っていれば失業することはないだろうと浅はかな考えから勉強する意欲がぐんぐん湧いてくる私。
まぁ言うても、みんな資格を取るキッカケは欲からじゃないですか?
電験三種の資格を持っていると、工事現場で責任者や監督者として働けるのも私にとっては魅力的。
電験三種は難関なので通信講座で基礎から学ぶことに
電験三種について調べてみると、試験を受けて合格する方法と経済産業省が認定した認定校を卒業する2種類の方法があることを知りました。
資格取得方法の差は自動車運転免許書のシステムによく似ていて、運転免許センターでの一発試験を受けるか教習所に通うかの選択する方法とよく似ていますが、私は働きながらの受験対策のため特定のスクールに通うことは物理的に困難。
もう50歳を過ぎているのであまり時間をかけずに、独学で一発合格することを目指しましたが最初から頓挫モード。
調べ進めると、どうやら試験は合格率が8%程度と狭き門であることを知り超不安になる私。
さっきまでの威勢はどうした?とか言われそうですが、何かしらの教育を受ける形をとりたいと働きながら学べる通信講座を探しました。
そこで見つけたのが、翔泳社アカデミーの電験3種通信講座。
この通信講座は電験三種に特化した通信教育なので、無駄なく授業を受けられると思いました。
基礎からのステップアップで学習が受けられ合格に向かって着実に勉強できそうではないかと考えたのは、あらかじめ資料請求時に送られてきたサンプルテキストがとてもわかりやすく、これなら自分でも落ちこぼれずについていけそうだと確信。
基礎を勉強するにあたり、数学が中学レベルに遡ってサポートしてくれるのも魅力でしたね。
私は小さな頃から数学が好きでしたが、計算力が乏しく数学についてもう一度学びなおしたいと考えていたので、この通信講座は正にぴったり。
この通信講座では、電験三種の出題傾向についても毎年分析してくれているので頼もしい限りでもありました。
電験三種の取得に要した費用は全部で10万円ほど
電験三種取得に向けて翔泳社アカデミーの電験三種通信講座の「電験三種合格特別養成講座」コースをチョイス。
このコースの総額費用は10万円ほど。
正直、職場に内緒で起業しようと考えていたので痛い出費でしたが、背に腹は変えられません。
学習のスケジュールはスクールが提示してくれて、そのコースは1年間の学習。
ざっと、スケジュールを説明すると、入校後半月は数学がテーマで電気に関する計算をするための手段について学習。
その後、2.5カ月間は理論がテーマとなり電気の性質や特性を理解する内容と続きます。
その後の2カ月で電力について学び、電力系統の仕組みについての学習が実施され、その後の3カ月は機械がテーマとなり電気に関連性の高い機械についての知識を身につけました。
それが終わると1カ月間法規の勉強。
この時点で電気を扱うための法律を始めて理解しますが、やはり条文関係は取っつきにくかったですね。
最後の3カ月間は、直前対策講座が実施され、過去問題の演習に力を入れて学習。
毎日の学習は、会社の業務が終了し自宅に帰宅してから行いましたが正直、仕事をしながらの学習は辛い以外の何ものでもありません。
平日は毎日2時間程度の勉強時間を設け、土日祝日は朝から夕刻まで、ただひたすら勉強をし続けました。
ただ土日祝日の夜だけは、くつろぎタイムを設けて酒を片手にリラックスタイム。
ずっと勉強しっぱなしだとモチベーションを保てないので、たまに息抜きするのが私のワンポイントレッスン。
電験三種で副業するため職人の技を盗んで覚えよう
やはり、電験三種はリストラされそうな50代におすすめの資格。
取得さえしておけば、工事の責任者や管理者として働けるだけでなく、高い電圧の電気設備工事ができるので副業に役立つ資格なのです。
特に、事業用電気工作物を管理するためには、電験資格保有車を必ず選任しなければならないため世の中に事業所や工場、一般住宅などがなくならない限り、仕事が尽きることはありません。
最近はあらゆる仕事がAIに置き換わることが予想されていますが、電験関係の仕事はそのリスクが少ないのが魅力的です。
ある程度、職場での経験とスキルがあれば、副業がてら色々試してみると良いですね。
私の場合、大っぴらにできなかったので、こっそりマッハバイトでバイトを探しては経験値を積み上げていった感じです。
経験がない人はどうするかですか?
うーん、私なら「未経験可」が付いているバイトを探して同じように経験値を積みますね。
職人の技を見て盗む感じで。
ただ、未経験だと条件が悪かったり、力仕事多めのバイトになると思いますが、自分の城を築くための布石だと思って頑張ってください。
現場主任レベルの人は年下が断然多いですが、サラリーマン生活で培ったビジネスマナーを駆使すれば無駄に虐められることもないですから。
私も未だバイトの時にお世話になった親方君と、親交を深めています!
私達中高年は人脈が武器です!
少し難しい試験ですが諦めず頑張ってみてください。
電験三種を取得して職場に内緒で起業した50代オヤジ
最後に要点をまとめておきます。
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最近では副業を推奨する企業も増えてきたので、いきなり会社を辞めて起業するのではなく、まずは副業としてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?