アベノミクスが始まってから久しいですが、給料が上がったって実感はありませんよね?
オジサンは、もう少し給料が上がるものだと期待してましたが、政府に頼っていてはダメみたいですね。
薄給で働く中、初来の不安は募るばかりですが、手に職を付けて生き残っていこうと考える若者は後を絶ちませんね。
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電気工事士の魅力をブログで発信中の私は設備業界に転向
みなさん、こんにちは、電気女子のいちご29歳、女性です。
28歳の時に取得した第二種電気工事士はなんたって国家資格。
まず私自身の話をすると、手に職をつけようとホテルマンから転職を決意し、設備業界(電気設備関連)に入社。
女性が拓ける新しい道なのかなって思い、電気業界の門を叩きました。今の会社は、電気設備の改修工事や太陽光発電所の設置工事などがメイン。
資格取得は仕事で必要だから受験した部分が大きくありますが、実際の現場作業では絶対に必要な資格です。
もちろん初めての現場、しかも女性なので、いろいろ不安はありましたが、それ以上に職人さんの技術や、先輩の知識が豊富で毎日が勉強で充実。
さて第二種電気工事士の資格を持っていると、実際に照明器具の取り付けやコンセントの増設なども作業できます。
設備業界にいなければ必要ない資格ですが、電気は生きていく上で必要不可欠なので、現在の仕事にとても役に立った絶対に役立っていると現在進行形で言い切れます。
何気なく使っている電気も、きちんとした回路を流れていたり工場みたいな大きなところの電気設備の重要性など勉強もしてきました。
最初は、専門用語や回路図などちんぷんかんぷんでしたが、勉強し理解していくうちに電気って深いんだなと感じるようになりました。
うまく説明できないのは、まだまだ理解が足りないからですね?
感電や事故の危険性も高く見えないから怖いと思った時もありますが、しっかりと知識を深めて電気を知っていけば今はそれほど怖くなくなりました。
電気工事士の魅力をブログで発信するため仕事後に勉強
私は働きながら、東京電気協会が主催する講習会に参加。
初心者コースでしたが、3ヶ月の講習があります。
他の試験対策コースは、筆記対策と技能対策がありこの3つに参加。
コース名は正確に覚えていないのでご容赦下さい。
いずれも平日の18時~21時頃までで、仕事を早めに切り上げて参加していました。
4月~6月の約3ヶ月開催されます。
入社が2月、筆記試験は6月・技能試験は7月だったのでギリギリでしたね。技能落ちたら12月に再チャレンジです。
初心者コースは、ドライバーやニッパ、ペンチなどの工具や照明器具、スイッチ、コンセント等、電気工事に必要な器具の説明、回路図、法令、電気容量の計算方法等みっちり学びました。
講義と実技が半々で、講義の内容を実技で実践スタイルなのでとても覚えやすかったですね。
講義だけだと、どうしても眠くなってしまいますからね…。
試験対策は、筆記試験はほとんど講習と過去問を解きまくりました。
過去5年分平均3回、苦手なところはとことん復習したりします。
技能試験は事前に作成する問題が公表されるので、それを時間内に作るだけ。
作るだけと簡単に書きましたが時間はたった40分、短いしあっという間です。
回路図から複線図をおこし、電線やケーブルの色を施工条件どおりにすること、欠陥基準があるので1個でも欠陥に当てはまれば欠陥工事として不合格…実にシビアです。
それだけ現場では丁寧な工事、危険な電気を取り扱うことと理解するべきですね。
いやあでも、いま思い返すと仕事終わりの講習は夜遅くなるので睡眠時間も減り辛かったです。
電気工事士は女の私でも取得費用が20万円かかった
料金は事前振込み制で、3つのコースで合計約20万円くらいかかりましたね。
会社で申し込み、振込みしたので明確な金額は不明です。
資格の取得期間は入社したのが2月、年度が代わり4月から6月まで初心者コース、筆記対策コースに通い7月上旬から技能試験対策に通いました。
思い出すだけでも辛かったなぁって。
でも、今となっては良い思い出です。
トータル4ヶ月ですが、平日は仕事のあと18時~21時まで講習なので濃い4ヶ月となりました。
また、仕事中でもその時はデスクワークがメインだったのと、仕事自体が落ち着いていたと言うこともあり、空いたちょっとの時間や就業前の時間で過去問を解いていました。
ほんとはいけないんだろうけど、周りのみんなも資格取ることを知っているので、ちゃんと見逃してくれましたね。
職場の仲間には感謝しかありません。
何度考えても、分からないところは教えてくれたり、暖かく見守って下さいました。
参考書は、10年分の過去問と項目別に分かれた問題集を3,000円で購入し、通勤時間や休日も勉強。
過去問は、各年の問題を最低3回を目標に解くようにしました。
繰り返し解いてると、その年の傾向や似た問題の解き方が分かってくるんですよね。
私は、4ヶ月間はほとんど土日も勉強をしていました。
あ、でもゴールデンウィークは実家に行ったりお出かけしたりしてましたけど。
それでもあんなに勉強したのは学生以来だなと懐かしながら、また28歳という年もあり意地になって頑張りました。
目指せ!1発合格と決めててプレッシャーもありましたが、やれるだけのことはやったので後悔はありません。
電気工事士は需要が増える資格だとブログで発信中の女
この資格は電気業界、設備業界には必要不可欠だし今後も間違いなく需要は増えてきます。
見えない電気を扱うことはとても危険で、作業者も使用者も安全に安心して使える必要があります。
資格を目指すことは、それだけの責任が伴う自覚も必要と考えています。
筆記対策としては、過去問をひたすら解く!どの試験でもこれは、王道ですよね?
技能対策は、和作り、基本的な工具の使い方、回路図から複線図、欠陥の理解をしていれば、毎日の現場作業等で自然と慣れてくるものです。
やらなければ忘れる、腕が鈍ると一緒なので、毎日の積み重ねが大切ですね。
また自分の経験になりますが、講習会の参加も検討してみてください。
経験豊かな講師がいるので、不明な点はすぐに質問ができ回答もその場でしてくれます。
現場での出来事も話が聞けるし、講師の方は非常勤の人が多く本職で勤めてる会社のことも聞けたりできます。
また講習会参加の生徒同士で仲良くなれるし、同じ資格を目指す仲なので、悩みを相談できたりいい刺激を受けます。
一人で辛く頑張る時が必要な場合もありますが、講習会参加にはメリットがたくさんあるので是非参加してください。
第二種電気工事士を取ったら、第一種電気工事士、電検3種、主任技術者、監理儀出者等の資格にチャレンジができ自分の業務や職種がグッと広がりますね。
経験年数も必要ですが、どこまでを目標にするのかはあなた次第です。
私は今、電検3種コンプリートを目指します!一緒に頑張りませんか?
電気工事士の魅力を女の私がブログで発信しますまとめ
最後に要点をまとめておきます。
- 分野:電気
- 種類:国家資格
- 勉強:講座(職業訓練校)・通信・独学
- 合格率:36.7%
- 検定料:9,600円
設備分野は、まだまだ開拓の余地がありそうですね。
現場で経験を積めば、女子でも電検3種コンプリート夢じゃない!って考えさせられました。
将来不安なら、第二種電気工事士から始めてみてはいかがですか?