ハローワークってどんなサービスを提供している機関がご存知ですか?
誰もが知っている有名なサービスは求人情報の提供と失業保険の給付ですが、これ以外にも様々なサービスを提供してくれるありがたい機関です。
その最もたるものが職業訓練校。
な、なんと受講費タダで、交通費を始め受講にかかった費用を全て無償にしてくれるありがたいっぷり。
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MOSを職業訓練で取得した理由は一段落した子育て
こんにちは、パートで事務の仕事をしている現在54歳の主婦です。
私が取得して役に立った資格は、Microsoftのマイクロソフト・オフィス・スペシャリスト。
MicrosoftにはWordやExcelがありますが、私はOfficeで最もよく使われているExcelの資格を取得。
一般にOfficeは、日本の企業のほとんどとが使っており、製造業など一見パソコンが必要なさそうな仕事でも仕事ができない多い社会になってきています。
その中でもWordやExcelは最も使われており、特にExcelは計算や関数機能が重宝されるので使えるのが当たり前の時代になってきているのではないでしょうか?
しかも、バージョンがどんどん上がって機能も複雑になってきています。
パソコンが苦手は中高年の皆様が、なかなか腰が上がりずらいのは事実ですね。
私は元々事務職をしていましたが、もうかれこれ30年近く前。
しかも、オフィスにおいて今ほどパソコンが1人に1台の時代ではありません。
結婚して主人の仕事の関係で県外へ引越し、今までの仕事が出来ない地方へ行くことになり事務職は愚か、仕事もなかなか探せない環境に。
それから専業主婦となり妊娠、出産を経験し、しばらくは子育てで仕事からも遠ざかりパソコンもメールやネットをする程度。
子育ても少し楽になって仕事を考え始めて、やはり事務職を希望するにあたり、実際に使える資格を取りたいと考えるようになっていました。
実際、マイクロソフト・オフィス・スペシャリストの資格を取ったところ、履歴書に資格として記入することができ実際役に立ちましたね。
MOSは職業訓練の一環としてハローワークが主催する
私はハローワークの職業訓練を通してマイクロソフト・オフィス・スペシャリストを取得。
ご存知の方もおられますが、ハローワークには求職者に対して求職を目的とするハロートレーニングのサービスがあります。
色々なトレーニングがありますが、私が選んだのは「パソコンワーク初級科」基礎のコース。
オフィスワークのトレーニングは、ほとんどがハローワークから委託を受けた専門学校や教室が請け負っており、私は駅前で便利なパソコンスクールアビバに通うことになりました。
期間は3ヶ月で教室には30人ほどの訓練生が集まっていました。
初めは資格を取るつもりで行ったわけではなく、トレーニングの途中からはWordやExcel、Powerpointの資格を取る目的で授業が進み最後はお互い励ましあって一人一人そのパソコンスクールで予約を取り、資格に挑戦する形になりました。
初級と言ってもパソコンの仕組みから始まり、途中筆記テストも何度か行われました。
集団で授業やテストを受けたのは、学生の時以来かもしれません。年甲斐もなくはしゃいでしまいましたね。
楽しい反面、3ヶ月でしっかりスキルを身につけて資格も取らなければってプレッシャーも感じられました。
テキストも資格に向けて作られています。模擬テスト用のテキストがあり何度も繰り返していると、段々資格を取る自信もついてきました。
授業は1時限が50分で10分の休憩があり、午前3時限、昼食を挟んで午後2時限の計5時間でした。
MOSは職業訓練で取得できて失業保険も支給される
ハローワークから行かせて頂くトレーニングなので、授業料は必要なく無料でしたね。
それだけでもとてもありがたいことですが、ハローワークで失業保険の手続きをしていたので、ハロートレーニングを受けている間は終わるまで失業保険をもらうことができました。
また教室までの電車、バスなどの交通費も申請すれば返金してもらえたので、仕事を探している人にとっては大変ありがたいシステムではないでしょうか?
唯一かかった費用はテキスト代だけです。
ハロートレーニングは、トレーニングの内容によって日数は違ってきますが、私が受けたパソコン初級科は1日5時間を3ヶ月。
少し長い印象でしたが、実際始まってみると1日の授業はあっという間に終わりましたね。
MicrosoftのExcelだけでなく、WordやPowerpointの授業もあり、3種類の授業を初歩から資格が取れるまで受講する必要がありました。
ですから、講師の先生も教えるのが大変だったのではと未だ心配。
授業を受ける生徒側も必死でついて行かなければならず、毎日が覚えることばかりでしたね。
授業では1人1台ノートパソコンが無料でレンタルされ、授業の中ではほとんどパソコンを操作。
パソコンに触れない授業もあり、テキストに沿ってパソコンの仕組みや簡単な歴史も教えてもらえました。
ソフトやウイルスなど、なかなか自分では勉強できない技術も教えてもらうことができました。
MOSを職業訓練校で取得したら転職活動で活用しよう
せっかく資格を取っても使わなければ無駄になるので、資格を取る限りはそれを活かした仕事や趣味にして欲しいですね。
もし私のようにハロートレーニングを受けたいと方は、トレーニングのタイミングをよく見極められた方がいいでしょう。
ハロートレーニングの募集は、いつも希望するトレーニングがあるわけではありません。
仕事を辞めて資格を取ることを考え始めたら、是非ハロートレーニングの情報をインターネットやパンフレットなどで確認してください。
3ヶ月先ぐらい先まで情報があるので、計画が立てやすのではないでしょうか?
私が経験したパソコンの資格以外にもたくさんのトレーニングがあり、医療事務や介護、経理のトレーニングもあり様々な資格も取ることができます。
特にパソコンは、ついて行くのが大変なぐらいバージョンアップが繰り返されるので、お金を払ってでもパソコンの勉強をしたい方はたくさんいらっしゃいます。
その中で、このマイクロソフト・オフィス・スペシャリストは仕事に応募するときにとても有効。
50代の私でも、事務職員として採用してもらえましたからね。
パソコンが使えますと履歴書に書いても、実際に使えるのかどうか目の前で見ないとなかなか判断してもらえないのが現状です。
でも、この資格を履歴書に書くだけどれだけ使えるのか説明しなくても分かってくれるし、役に立つ資格になのでオススメです。
MOSを職業訓練で取得する理由は失業保険がもらえる
最後に要点をまとめておきます。
- 分野:コンピューター
- 種類:民間資格
- 勉強:講座(職業訓練)・通信・独学
- 合格率:非公開
- 検定料:9,800円
職業訓練校は、失業者達にとって最も熱い機関ですよね。
失業期間が終了してしまった場合でも、職業訓練のためなら延長されます。
あ、この辺りはハローワークの窓口で十分確認してくださいね。
要件に当てはまる人とそうでない人がいらっしゃいますので。
あしからず。