ここ最近は、どう頑張ったって偉くなれる可能性って低いと思いませんか?
だって、ほら団塊世代のおじさん達が、いいポジション全部独占してるじゃないですか!
うちの職場なんて再雇用、再々雇用と自分たちで就業規則を変えて居座ってるし、仕事はせず株の売買に夢中だから、こちとらヤル気が出ねぇつぅの。
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簿記検定3級で独立するため幹部が退職するのを待つ
鹿児島県鹿児島市に在住している41歳・男性です。
商品製造販売業で数年前までは現場勤務でしたが、現在は総務経理として働いております。
私が取得して、実際に役に立った資格は日商簿記3級です。
どのように役に立ったのかといえば、部署異動の際に大変役立ちました。
どの会社でもいえることですが、私の会社でも従業員の高齢化が顕著で次世代のための人材育成が急務となるほど問題視。
若手の中から将来を期待できる者を数名選び、その対象者を幹部候補教育の一環として、今のうちに様々な部署を経験させたい会社の意向がありました。
幹部候補教育の内容は、まずは毎週対象者を集めた経営に関する講習会実施、他社への社内見学による見識の拡大・拡充、そして社内をよく理解するための数年ごとの部署異動。
その中で経営陣としては、一番高齢化が問題視されていた総務・経理の後継者を育成することを重要視しておりました。
しかし、いかんせん経理の知識や経営陣に近しい立場であるがゆえ部署の後継者は本当に厳選しなければならない状況下。
私自身も是非簿記の資格を持っていたので、それを生かすべくぜひ総務・経理に部署異動させてほしい旨を伝えました。
それまで資格は持っていたものの、なかなか活かせる場所がなかっただけに、ぜひこのチャンスを逃すと資格取得自体が無駄になりますし、さらなる自己のレベルアップのため激アピールしたいと考えました。
この私の必死のアピールは、タイミングもよかったこともあり、経営陣も私の熱意を汲んでくださり、総務・経理へ移動する判断。
もしこの時私が、簿記の資格を持っていなかったら、また違った人生を歩んでいたかもしれません。
簿記3級の学習は1度諦めてユーキャンで再起をはかる
日商簿記3級の資格は、どうやって取るのかわからず、とりあえずは参考書を読もうと考え、近所の本屋で数冊の簿記関係の参考書を購入しました。
しかし、見慣れないキーワードが並び経理処理の根本がよく理解できておらず、この時点で簿記の資格を取得すること自体を後悔し諦めかけていました。
たまたま新聞広告の折り込みチラシの中に、通信教育講座のユーキャンで簿記資格が取得できることを知り再度あきらめず挑戦してみようと思い申し込みました。
すると、後日段ボールに何冊ものテキスト・書類が入った荷物が自宅に届けられました。
この荷物量にすごく驚かされましたし、これを全てこなさなければ合格できないのかと少々しり込みしてしましましたが、頼んでしまった以上はもう後戻りはできません。
もう後がないと思い腹をくくりました。
講座内容はある期日までに、1章ごとをじっくり勉強しその範囲内の問題を解いて郵送にて提出する。
添削指導内容が記載されたものと、それに付随する資料が返信され再度テキストで内容を確認し復習する流れを何度も繰り返すスタイル。
その繰り返しの中で、テキスト内容も次第に理解できるようになり最終的にはこれまでの過去問題集を徹底的に取り組み添削してもらい指導を受け、さらにもう一度繰り返し、過去問題対策にて本番を迎えました。
その甲斐あってか、一発で無事合格することができました。とにかく、最後まであきらめず継続してたことが、一番の合格への近道でした。
簿記3級で独立するため資格取得に要した費用は4万円
私が取得した日商簿記3級に関して、ユーキャンを通じて通信講座にかかった費用は分割払いで申し込んだため、1回の支払い金額は3,300円でそれを12回払い。
合計39,600円となります。
ちなみにこの金額は、税込み金額ですよ。
加えてて、期限までに回答した用紙はユーキャンへ郵送し、その後添削指導した内容が記載されたものが返信されますが、その郵送・返信にかかる一切の費用がユーキャン負担。
利用者はその点の費用を一切考える必要性がありません。
学習期間は標準期間として3か月が目安。
私の場合は、2月に日商簿記の資格試験を受験予定でしたから、さかのぼって11月ごろから勉強を開始しました。
あくまで3か月が目安とありますが、正直最初の1か月は見慣れない単語に振り回され理解するまでに時間を要します。
それをサポートしてくれるのがユーキャンのテキストですが、最初は何とか踏ん張って何度もテキストを読んで問題を解き継続することが重要。
正直、最初が一番辛くて、眠いですね。
私は、1日の勉強時間を約3時間と決めて徹底的に行いました。
仕事から帰って3時間の勉強ですから、さすがに眠くなる時もありましたが、もう後には引き返せない状況の中で、なんとか踏ん張りました。
そうすると徐々に単語の意味、仕訳のコツが自然と理解できるようになります。その段階になると一気に簿記を理解しやすくなります。
最初は、まず踏ん張ることが大事ですね。
簿記3級で独立する前に専門用語でつまづくが諦めない
日商簿記を取得すると、私のように総務・経理に異動できるだけでなく、会社を詳しく理解するためのスキルが身に付きます。
特に、経営幹部になろうと思えば、こういった経理的数字が読み取れるスキルが必要となりますし、貸借対照表や試算表の数字を理解できるようになれば今の会社の状況がよく理解できます。
しかも、その中の問題点も、よく見えてるようになります。
簿記は見識を広めてくれる資格なので、会社勤めの方はある意味必須資格ではないかとすら思えます。
ただ、簿記は借方・貸方、減価償却累計額、貸倒引当金など聞きなれない言葉が多く、この時点で資格取得を諦めてしまう時期が必ずあります。
私がそうでしたからね。
しかし、私の場合、このユーキャンのテキストが大変役に立ちました。
詳しく説明されていますし、その理解度を深めるための添削指導もあり、バックアップもしっかりしています。
壁にぶつかる時期がありますが、何とか乗り越えてほしいものですね。
ちなみにこの壁を乗り越えると、一気に簿記が理解でき仕訳ができて合格への道がはっきりしてきます。
簿記3級が理解出来たら、次は2級にチャレンジできます。
仕組みを理解してしまえば、難易度にそう違いはありませんよ。
私の場合は簿記の資格取得でしたが、何事も新しいことを始めれば何かしらの壁にぶつかるもの。
そんな時は、なぜ自分はその資格を取得しようと考えたのかを思い出してほしいですね。
そこには、何かしら新しい自分にチャレンジした熱い気持ちがあったからではないでしょうか?
今一度、その時の情熱を思い出してください。
簿記検定3級で開業は難しいが基礎を固め自分に投資
最後に要点をまとめておきます。
- 分野:財務・金融
- 種類:公的資格
- 勉強:講座・通信・独学
- 合格率:14.2%
- 検定料:4,630円
現在彼は、幹部として総務課の課長をやっています。
未経験だった会計学、簿記3級を頑張って取った甲斐がありましたね。
次はあなたの番です。是非チャレンジしてみてください。